クラシックギターを弾く方の多くが、
クラシックギターの知名度が上がること、
クラシックギター界の発展、を願っていらっしゃるかと思います。
私もその中の一人です。
どうすればより多くの方にこの楽器に触れていただけるのでしょうか。
私が考える、クラシックギター界発展のヒントは
「小学生の将来なりたい職業」です。
我々ギタリストはより良い演奏、レッスンができるよう日々勉強し、
たくさんの人に聴いてもらい、知ってもらえるよう実績を積むため努力しています。
しかしその「日々勉強し、実績を積んできたギタリスト」の
レッスンを受け、演奏を生でたくさん聴きたいと思う人は誰でしょうか?
趣味で楽しくギターを弾きたいという人には、
レッスンを受けることや演奏をたくさん聴きに行くことはハードルが高いかもしれません。
レベルの高いレッスンを受け、演奏を生でたくさん聴きたいと思う人は
「プロを目指す人」や「上手くなりたい人」なのです。
プロを目指す人を増やす
プロを目指す人とは、どんな人でしょうか?
プロになるための練習を始める年齢は様々ですが、
小学生の頃にはすでに将来の職業を思い浮かべていた、という人も多いのではないでしょうか。
つまり、「プロになりたい」と思う人を増やすためには、
小学生が将来なりたいと思う職業になるべきだと考えます。
小学生の将来なりたい職業の特徴
(日本FP協会より引用)
近年では、将来なりたい職業ランキングに「ユーチューバー」がランクインしたことが話題になりましたが、
やはりランクインする職業の特徴は
「かっこいい」「かわいい」「おしゃれ」な職業、
そして「華やか」であったり、「儲かる」ということなのではないでしょうか。
楽しい仕事であり、そして小学生が憧れる「華やかさ」があること。
多くの小学生に、「ギタリストになりたい」と思ってもらうためには何をすべきなのか?
小学生のころ、憧れたものは何ですか?
なぜギタリストになりたいと思ったのですか?
私がギタリストになった理由は、
ただただ「その姿がかっこいい」と憧れたからです。
そして何より、自分の趣味のためにレッスン料やチケット代を使うことは難しくても、
将来ギタリストになりたいと思うお子さんには、
たくさんのレッスンや生演奏を体験してほしいと思う親御さんは多いのです。