11月6日(火)に発売開始となったサバレスの新商品について、
こちらの動画でご紹介させていただきました!
そこで今回、こちらの記事にて
サバレス社の弦についてさらに詳しく解説していこうと思います!!
動画の中でもお話ししていますが、私が普段使っている弦がこちら!
サバレス社のクラシックギター弦
アリアンス・カンティーガのハイテンションセット
ノーマルテンションはこちらです。
「アリアンス」「カンティーガ」とは・・・
「アリアンス」「カンティーガ」というのは、サバレスの中でつけられた弦の商品名です。
アリアンス
ギターの高音弦には、ナイロンでできたものと、カーボンでできているものがあります。
サバレスはナイロン弦の商品に「ニュークリスタル」という名前がつけられ、
カーボン弦の商品に「アリアンス」という名前がつけられています。
ナイロン弦の方が、ギター本来の柔らくて優しい音になり、カーボン弦はナイロンに比べて、透き通った強い音がします。
また、カーボンには湿気を吸いにくく、チューニングが狂いにくいという利点もあります。
そのため、チューニングが狂いやすい3弦のみをカーボン弦にし、
1・2弦はナイロン弦の柔らかい音で弾きたいという方も多く、
そんな方のために
クリエーションセットというものがあります。
カンティーガ
先ほどご紹介した通り、カンティーガは低音弦の商品名になります。
サバレスの低音弦には他にも「コラム」や「クラシック」といった商品もあります。
そしてこれらの中から、ニュークリスタル×カンティーガといった組み合わせや、
アリアンス×コラム
アリアンス×クラシック
といった様々な組み合わせで発売されています。
ノーマルテンション・ハイテンション
サバレスでは弦のテンション(張りの強さ)を
ノーマルテンションとハイテンションの2種類で分けています。
ノーマルテンションに比べて、ハイテンションの方が張りが強くなります。
以前のブログでもご紹介しましたが、
弦を選ぶ際に重要なのは「楽器との相性」、
そして「どんな音を出したいのか、」ということです。
張りの強い楽器に、張りの強い弦(ハイテンション)を張ると、
左手が押さえるのにそれだけ力が必要になり、疲れやすくなります。
反対に張りの弱い、柔らかい楽器に、張りの弱い弦(ローテンション)を張ると、
音がビビりやすくなったり、ぼやけた音になってしまいます。
これらを踏まえ、ノーマルテンションを使うのが良いのか、ハイテンションを使うのが良いのかを考え、弦を選んでいきます。
そしてそんなサバレス社から、新たに発売されたのが
カンティーガプレミアムです!!
ニュークリスタル×カンティーガプレミアム、
アリアンス×カンティーガプレミアムなど、
様々な組み合わせで発売されるそうですので、是非お好みのものを選んで試してみてはいかがでしょうか。
まだ日本でネット販売はされていないようですが、発売が始まりましたらまたご紹介させていただきます!!
サバレス弦の種類については、こちらのS.I.Eさんのウェブサイトで詳しくご覧になれます。
http://www.siejapan.com/string_accessories/savarez_cgt.html