クラシックギタリストってぶっちゃけ、儲かるの・・・?
クラシックギタリストを目指す方はもちろん、ギターを弾かれる方であれば、
気になっていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
結論を言いますと、
人によります。
なんじゃそりゃ・・・!!と思った方もいらっしゃるでしょう。
ではこれを他の業種に置き換えましょう。
飲食店をやれば儲かりますか?
美容師は儲かりますか?
どちらも、その人の力量や経営の仕方などによりますよね。
「ギタリストだから」儲かる、儲からないはありません。
ギタリストも他の業種と同じく、あくまで個人事業主です。
お店であれば、
どのようにして自分の店に来てもらうか。
自分の店は何が売りであるのか。
誰をターゲットとし、誰に宣伝・営業をしていくのか。
などなど、皆さん当然のように考えていらっしゃると思います。
それが上手く嵌まった時、お店の利用者は増えます。
ギタリストも同じなのではないでしょうか。
来てくださったお客様に演奏という商品を売る。
そして、また行きたい、欲しいと思っていただけるかどうか。
全く同じことです。
ここでクラシックギターのネックになっている知名度という問題。
これは私も頭を抱えることがあります。
ですが、知名度が低い、ギタリストの人口も少ない、ということは
それだけ競争率も低いということです。
知名度が低い分、集客で苦労することも多いでしょう。
ですがこれはクラシックギターに関わらず、どの業種でも同じです。
一般的な業種であっても、そのお店がスタートする時は知名度0の状態です。
どんな会社でも、最初は無名です。
スタート地点ではそこに差はないのです。
そこからどのように知ってもらい、コンサートや教室に足を運んでもらうのか。
私が一番お伝えしたいのは、
これだけ競争率が低いのですから、
我々のライバルは同業者(ギタリスト)ではありません。
ではライバルは何になるのか。
例えば、
皆さん休日はどこに出かけますか?
遊園地やショッピングに出かける方も多いでしょう。
そんな人たちに、休日の一日を遊園地やショッピングモールではなく、
自分のコンサートに来てもらうにはどうすれば良いのか。
そうです、ライバルは遊園地やショッピングモールなのです。
「休日にクラシックギターのコンサートに行こう!」
そう思ってくださる方を増やしませんか?
「クラシックギタリスト」だけではなく、「個人事業主」として、できることをし、それが上手く嵌まれば、
クラシックギタリストは儲かります。
例えば、
皆さんご存知かと思いますが、私の父親もクラシックギタリストです。
そしてその父は兄を7年間ドイツ留学させ、妹の私も日本の音大に4年間通わせてくれました。
その他にも、小さい頃からたくさんの習い事をさせてもらっていました。
そして現在、その私たち兄妹は揃ってクラシックギタリストとして活動させて頂いています。
クラシックギタリストが絶対に儲からない職業であれば、
私はクラシックギタリストの道は選んでいません。
クラシックギタリストを目指している方、迷っている方、
是非「個人事業主」として出来ること、やるべきことを見つけてみましょう!