ギターを弾く上で、最も重要である本番。
演奏会やコンクールに向けて日々猛練習されている方も多いのではないでしょうか。
本番に向けてどんな練習をすれば良いのか、、
ミスをして、止まってしまったらどうしよう、、、
暗譜はできているけど、少し不安、、
そういった悩みをお持ちの方の為に、
私が生徒に勧め、また私も実践している練習法をご提案させて頂きます。
少しでも参考になれば幸いです。
本番前に必ず行う練習法

1.ギターを持たずに頭の中で、曲の最初から最後までの運指を思い浮かべる
ギターを持っていない時にこそ、この練習法を試してください。
練習の合間はもちろん、電車に乗っている時や、寝る前のゆっくりしている時など、空いた時間で構いません。
頭の中に指板を思い浮かべ、演奏するイメージを作ります。
そしてどの指が何弦のどのフレットにくるのか、
思い出せない指があれば、そこが記憶が曖昧になっている箇所となります。
私もそうですが、曲を弾いているうちに、
なんとなく指が覚えた流れで、頭に記憶しきれないまま弾きがちになってしまいます。
普段の練習では問題なくても、本番の緊張した状態だと、そこからミスが発生しやすくなります。
運指が思い出せない箇所があれば、そこを重点的に記憶し直しましょう。

2.本番で演奏する半分以下のテンポで練習する
やはりゆっくりのテンポで練習することは最も重要になります。
ずっと速いテンポで弾いていると、どうしても指の動きに任せがちにり、
頭の記憶と連動していない、という問題が起こってしまいます。
テンポを半分以下に落とすことで、指の流れに頼ることができなくなります。
おそらく、次の指はどこを押さえるんだっけ・・・?と分からなくなってしまう方もいらっしゃるかと思います。
そういった部分があれば、今一度楽譜を確認し、
一つ一つしっかりと記憶に定着させていきましょう。
またこれは技術的な練習にもなるので、おすすめです。

3.演奏しながら、ミスをしても頭の中で歌い続ける
演奏をする上で、ミスは必ず起こります。
練習によりミスを少なくすることはできますが、
0にするというのは、不可能に近いことです。
プロの方でもミスはあります。
しかし、重要なのはミスが起こった後の処理なのではないかと思います。
プロの方は、ミスをしても歌い続けています。
そのため音楽が止まることがなく、そうすると聴いている側にはほとんど分からないのです。
歌い続けるとはどういうことなのか・・・?
演奏をする上で、必ず頭の中でその曲を歌いながら弾いてください。
そしてミスが起こったとき、その歌を絶対に止めないようにしてください。
そうすれば、指は間違えていても、また歌に合わせて正しい運指に戻ってくることができます。
そしてこの時に、1と2で説明した、
「頭の中に運指がしっかりと記憶されているかどうか」がポイントになってきます。
運指が記憶として定着していないと、正しい運指に戻ってくることができません。
これにより、本番で止まってしまう、という事態につながってしまうのです。
この頭の中で歌い続けるということは、本番でいきなりできるものではありません。
普段の練習の時から行ってください。
また、ミスをした時に「弾き直し」が癖になっている方も、是非実践してみてください。
何度も弾き直しをしていると、その部分を「ミスする」箇所として指も頭も覚えてしまいます。
正しく弾き直す練習は、その部分だけを抜き取って行ってください。
部分練習と呼ばれるものです。
苦手な部分は、必ずそこだけを練習する時間を確保しましょう。
そして曲を通して練習する際は、止まらずに弾き続けることを心がけてください。
これらの練習を行い、記憶がしっかりしていると、本番前の自信にも繋がってくると思います。
緊張しない、というのは不可能ですし、程よい緊張があったほうがよい演奏ができます。
また、自信がつけば、その緊張もよい方向に持っていけるのではないかと思います。
本番前の悩みは尽きないと思いますが、
これらの練習法により少しでも解決できることがあれば嬉しいです。
皆さまが本番で、100%の力を発揮できますように・・・!
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